2021年10月08日号 vol.103
よりどりインドネシア第103号を発行しました。カバー写真は、ボゴール植物園に隣接するボゴール宮殿(Istana Bogor)です(2007年8月14日撮影)。▼東洋最大規模・最大栽植種を誇るボゴール植物園で「夜の植物園」が始まっています。LED照明やプロジェクション・マッピングを利用した試みですが、賛否両論をまとめてみました。▼岡本さんの連載は、2018年のロンボク地震本震後、州都マタラムから自宅にたどり着き、丘の上へ避難した家族と出会うまでの記録です。あの時の岡本さんの思いが迫ってきます。▼石川さんは国歌「インドネシア・ラヤ」を取り上げ、そこにまつわる人々の物語を綴りました。この歌の持つ力はどこから来るのか、いくつかのバージョンの存在など興味深いです。▼横山さんは今回、第4代大統領の故アブドゥルラフマン・ワヒド氏の4人姉妹に焦点を当てました。父親から彼女らが引き継いだものは何なのか。長女へのインタビューが追加されました。▼轟さんの映画往復書簡、今回も宗教を取り上げましたが、独自の視点で映画作品を斬っています。『シスター・マリアム:許されぬ恋』はなぜ過激と評するのか、実に面白いです。▼今号も盛りだくさんの内容となりました。いくつものインドネシアを伝え続ける本誌を引き続きご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
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