よりどりインドネシア

2021年06月23日号 vol.96

いくつものインドネシア (他の号の記事)

いんどねしあ風土記(28):「双頭鷲と秘宝王冠」香料諸島・テルナテ王国物語 ~北マルク州テルナテ島~(横山裕一)

A.R.ウォーレスが動植物相の違いで境界を設けたウォーレス線を越えてインドネシア東部の諸島地域へ行くと、太陽光線が一段と明るく降り注いでいるように感じられる。濃紺の海が広がるなか…

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コロナ禍での呪術師をめぐるいくつかの物語(松井和久)

インドネシアの新型コロナウィルス感染状況は、ワクチン接種の始まった2月以降、数字のうえでは抑制傾向を示してきました。1日あたりの新規感染者数も5,000人以下の日が多くなり、1日…

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ロンボクだより(45):レバランにケーキ(岡本みどり)

今年もレバラン(断食明け大祭)の季節がめぐってきました。みなさんの地域では、どのようなレバランを迎えられましたか?私は今年のレバランは新しいレバランだったように感じました。それは…

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ウォノソボライフ(41):ウォノソボ観光のこれからを考える(神道有子)

前回の『よりどりインドネシア』第92号に続き、今回は、ウォノソボの観光全体に焦点を当てていきたいと思います。コロナ禍で世界中のあらゆる産業が経済的打撃を被っているなか、とくに強い…

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ロンボクだより(44):現地の人々による支援活動(岡本みどり)

引き続き、前震について書きます。2018年7月29日の地震から三晩明けた8月1日。当時の私のTwitterでの投稿によると、「昨晩から家の中で寝た」「昨日あたりから人が寄付金集め…

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ラサ・サヤン(17):コロナ禍で起きている現象(その2)~ペットを飼う人が増えている~(石川礼子)

ジャカルタ首都特別州知事は、2月9日から実施している小規模単位での社会活動制限を4月30日現在も続けています。小規模単位社会制限措置では、基盤分野(エネルギー、情報通信、金融、物…

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いんどねしあ風土記(27):トカゲの危機-汚職撲滅委員会の行方 ~ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

2021年4月、汚職撲滅委員会(KPK: Komisi PemberantasanKorupsi)の弱体化露呈を懸念するニュースが相次いだ。家宅捜索の事前情報漏洩疑惑と警察出身の…

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ロンボクだより(43):断食月にめぐるもの(岡本みどり)

今年も断食月がやってきました。日本で年末年始に多くのお金が出入りするように、断食月から断食明け大祭にかけて大きくお金が動きます。人の流れも激しくなり、去年はさすがに人々の足が鈍っ…

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ウォノソボライフ(40):ジャワ島で一番高い村(神道有子)

断食月となり、殊更に人々が日の出・日の入りの時刻を意識する季節となりました。いつの頃からか、ここでは、断食開始時刻と終了時刻にはサイレンが鳴り響くようになり、それに続くアザーンで…

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ジュパラの女傑カリニャマット(太田りべか)

中ジャワ州北海岸に位置する町・ジュパラ(Jepara)に、カリニャマタン(Kalinyamatan)と呼ばれる地域がある。16世紀の一時期、その地を支配していたのは、兄と夫が続い…

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カリマンタンの森を守るために立ち上がる若者たち ~スマルニ・ラマンさんの活動~(松井和久)

グローバル・ランドスケープ・フォーラムという、景観アプローチに基づいた持続的な土地利用に関する国際フォーラムがあります。このフォーラムは4,400の機関、約19万人の個人が参加す…

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ロンボクだより(42):前震のあと幼稚園で感じたこと(岡本みどり)

前震から一夜があけた2018年7月30日、月曜日。私は娘を幼稚園へ連れていこうかどうか迷っていました。一つは余震の可能性もあり、精神的に不安感が大きかったこと。もう一つは、村の人…

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ラサ・サヤン(16):コロナ禍で起きている現象(その1)~結婚式が増えている?~(石川礼子)

インドネシアは、2021年3月17日現在、コロナ陽性患者数は1,430,458名で、新たな感染者数は5,414名、回復者数1,257,663名、死者数38,753名となっており、…

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いんどねしあ風土記(26):インドネシアの「ナゴヤ」の由来は? ~リアウ諸島州バタム島~(横山裕一)

シンガポールから最も近いリゾート地として知られ、また重要な工業地域でもあるリアウ諸島州バタム島。同島の最も栄えた商業地区はかねてより「ナゴヤ」と地元住民に呼ばれてきた。つづりも読…

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ロンボクだより(41):人という字はこう書きます(岡本みどり)

よりどりインドネシアの読者の皆様、こんにちは。これからは『よりどりインドネシア』の月上旬号にロンボク地震から今日までの人々の歩みを、下旬号にこれまでと同じくささやかな日々のロンボ…

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ウォノソボライフ(39):内陸おサカナ事情(神道有子)

インドネシアといえば、東南アジア随一の島嶼国家です。旅行者にとっても海やビーチのイメージは強く、実際に、海洋資源は住民の生活のうえでも政治経済のうえでも、大変重要な位置づけとなっ…

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アマナガッパの海商法を読んで ~ブギス・マカッサルの海商人の生きざまを垣間見る~(脇田清之)

このところ、国際政治の世界では「インド太平洋」地域における、法の支配に基づく、自由で開かれた海洋秩序の重要性がクローズアップされています。この「自由で開かれた海」という言葉、実は…

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ロンボクだより(40):2年半前のロンボク地震の「前震」を振り返る(岡本みどり)

みなさん、こんにちは。このところロンボク島ではビッカビカのお日様が週に1~2度顔を覗かせるようになりました。例年以上に降った今回の雨季も少しずつ終わりに近づいているようです。やは…

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ラサ・サヤン(15):~インドネシアのフルーツと効能(その2)~(石川礼子)

インドネシアは「フルーツ天国」です。一年中、市場は様々な果物で溢れています。四季がないインドネシアでも、果物のそれぞれには旬があり、食べ頃の時期が異なります。●トロピカルフルーツ…

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ジャカルタ寸景(4):ジャカルタ最古の中国寺院、金徳院(横山裕一)

●火事から6年、新型コロナウィルス禍のイムレック2021年2月12日の中国旧正月であるイムレック(Imlek)は、新型コロナウィルス流行下で迎えることになった。このため西ジャカル…

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