よりどりインドネシア

2018年12月23日号 vol.36

いくつものインドネシア (他の号の記事)

ウォノソボライフ(43):暦それぞれ ~受け継がれるアボゲ信仰~(神道有子)

気が付いたら2021年ももう半分以上が過ぎてしまいました。昨年から様々な行事が規制されていることもあり、例年以上に季節感が感じられないのかもしれません。7月、日本はどんどん暑くな…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年07月22日号 vol.98

ロンボクだより(48):本震の記録(岡本みどり)

今回はロンボク島地震の本震について記録を残します。過去に自然災害などで辛い思いをされた方々には刺激を与えるかもしれません。ご注意ください。我が家の近所のバンサル港近くの田んぼ。本…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年07月08日号 vol.97

ラサ・サヤン(19):コロナ禍で起きている現象(その3)~悲しい道化師たち(2)~(石川礼子)

前回は、インドネシアの都市部で『悲しい道化師"Badut sedih"』が急増しているという、The JakartaPost(英字新聞)の記事をご紹介しました。『悲しい道化師』と…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年07月08日号 vol.97

いんどねしあ風土記(29):大河ムシ川のほとりで・パレンバン今昔 ~南スマトラ州パレンバン~(横山裕一)

7世紀半ば以降、マラッカ海峡を支配し海洋交易国として繁栄したスリウィジャヤ王国の王都だったとされている南スマトラ州の州都パレンバン。海洋交易で重要な役割を果たした大河ムシ川流域に…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年07月08日号 vol.97

ロンボクだより(47):青年Dの結納金(岡本みどり)

よりどりインドネシア読者のみなさん、こんにちは。いかがお過ごしですか。断食明け大祭が終わると、結婚式がどっと増えます。私の村や近辺の村々でも結婚ラッシュ。今日はそんな結婚前の一コ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月23日号 vol.96

ウォノソボライフ(42):暮らしの変化とジェネレーションギャップ(神道有子)

「最近の若者はなってない、甘ったれている」「年寄りは言うことが古臭い、頭が固い」。古今東西、こうした世代間のすれ違いは常に起こってきたことかと思います。育ってきた環境・価値観の時…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月23日号 vol.96

信仰としての土着伝統宗教の現在 ~カハリンガンとスンダ・ウィウィタンの事例~(松井和久)

現在、インドネシアで公式に認められている宗教(agama)は、イスラム教、カトリック教、プロテスタント教、ヒンドゥー教、仏教、儒教の6つです。いずれも、建国五原則(パンチャシラ)…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月08日号 vol.95

ロンボクだより(46):はじめての募金活動(岡本みどり)

ロンボク地震のはじめの地震から約1週間後の2018年8月4日、街頭募金をする現地の人々をみて触発された私は、早速家に帰って自分も支援金を募るための行動を起こしました。まずは夫に相…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月08日号 vol.95

ラサ・サヤン(18):コロナ禍で起きている現象(その3)~悲しい道化師たち(1)~(石川礼子)

この「コロナ禍で起きている現象」シリーズを書く際に、最も気になっていたのは、今回書く『悲しい道化師たち』のことでした。●悲しい道化師『悲しい道化師』とは、インドネシア語の"Bad…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月08日号 vol.95

いんどねしあ風土記(28):「双頭鷲と秘宝王冠」香料諸島・テルナテ王国物語 ~北マルク州テルナテ島~(横山裕一)

A.R.ウォーレスが動植物相の違いで境界を設けたウォーレス線を越えてインドネシア東部の諸島地域へ行くと、太陽光線が一段と明るく降り注いでいるように感じられる。濃紺の海が広がるなか…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年06月08日号 vol.95

コロナ禍での呪術師をめぐるいくつかの物語(松井和久)

インドネシアの新型コロナウィルス感染状況は、ワクチン接種の始まった2月以降、数字のうえでは抑制傾向を示してきました。1日あたりの新規感染者数も5,000人以下の日が多くなり、1日…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年05月22日号 vol.94

ロンボクだより(45):レバランにケーキ(岡本みどり)

今年もレバラン(断食明け大祭)の季節がめぐってきました。みなさんの地域では、どのようなレバランを迎えられましたか?私は今年のレバランは新しいレバランだったように感じました。それは…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年05月22日号 vol.94

ウォノソボライフ(41):ウォノソボ観光のこれからを考える(神道有子)

前回の『よりどりインドネシア』第92号に続き、今回は、ウォノソボの観光全体に焦点を当てていきたいと思います。コロナ禍で世界中のあらゆる産業が経済的打撃を被っているなか、とくに強い…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年05月22日号 vol.94

ロンボクだより(44):現地の人々による支援活動(岡本みどり)

引き続き、前震について書きます。2018年7月29日の地震から三晩明けた8月1日。当時の私のTwitterでの投稿によると、「昨晩から家の中で寝た」「昨日あたりから人が寄付金集め…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年05月07日号 vol.93

ラサ・サヤン(17):コロナ禍で起きている現象(その2)~ペットを飼う人が増えている~(石川礼子)

ジャカルタ首都特別州知事は、2月9日から実施している小規模単位での社会活動制限を4月30日現在も続けています。小規模単位社会制限措置では、基盤分野(エネルギー、情報通信、金融、物…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年05月07日号 vol.93

いんどねしあ風土記(27):トカゲの危機-汚職撲滅委員会の行方 ~ジャカルタ首都特別州~(横山裕一)

2021年4月、汚職撲滅委員会(KPK: Komisi PemberantasanKorupsi)の弱体化露呈を懸念するニュースが相次いだ。家宅捜索の事前情報漏洩疑惑と警察出身の…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年05月07日号 vol.93

ロンボクだより(43):断食月にめぐるもの(岡本みどり)

今年も断食月がやってきました。日本で年末年始に多くのお金が出入りするように、断食月から断食明け大祭にかけて大きくお金が動きます。人の流れも激しくなり、去年はさすがに人々の足が鈍っ…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年04月23日号 vol.92

ウォノソボライフ(40):ジャワ島で一番高い村(神道有子)

断食月となり、殊更に人々が日の出・日の入りの時刻を意識する季節となりました。いつの頃からか、ここでは、断食開始時刻と終了時刻にはサイレンが鳴り響くようになり、それに続くアザーンで…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年04月23日号 vol.92

ジュパラの女傑カリニャマット(太田りべか)

中ジャワ州北海岸に位置する町・ジュパラ(Jepara)に、カリニャマタン(Kalinyamatan)と呼ばれる地域がある。16世紀の一時期、その地を支配していたのは、兄と夫が続い…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年04月23日号 vol.92

カリマンタンの森を守るために立ち上がる若者たち ~スマルニ・ラマンさんの活動~(松井和久)

グローバル・ランドスケープ・フォーラムという、景観アプローチに基づいた持続的な土地利用に関する国際フォーラムがあります。このフォーラムは4,400の機関、約19万人の個人が参加す…

  いいね!   Matsui-Glocal Matsui-Glocal from 2021年04月08日号 vol.91

バックナンバー(もっと見る)