みなさん、こんにちは。突然ですが、みなさんのおうちでは何か食べ物を育てていますか? 我が家は生ゴミを庭に埋めているのですが、そこから様々な種類の芽が生えてきます。なかでも雨季になるとバヤムという青菜がぐんぐん育ちます。今回は、そのバヤムのお話です。
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バヤム(bayam)は、日本ではヒユ菜、別名ジャワホウレンソウと呼ばれています。名前のとおり、ホウレンソウのようにクセも少なく食べやすい青菜です。ロンボク島では塩味ベースのあっさりとしたスープにして、汁ごとごはんにかけて食べます。
一度育てば、てっぺんの穂から種がパラパラと落ちるため、種をまかなくても勝手にどんどん生えてきます。近所の人たちも葉っぱを摘みにきますが、それでもバヤムの伸びるほうが早く、我が家の小さな庭はあっというまにバヤム・ジャングルになります。
緑でいっぱいの庭は目に鮮やかで心も癒やしてくれます。だけど、これはさすがに増え過ぎじゃない?
バヤムが生い茂る我が家の庭
私はワサワサと茂っているバヤムを間引くことにしました。しかし、よくよく観察するとテントウムシやバッタ・カメムシなどいろいろな昆虫の住まいになっていて、小さな世界を形成しているようです。
これを間引くのは人間のエゴかな・・・。少しばかり気が引けたため、2~3株だけ間引いて、手を止めました。
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そのまま市場へ行くと、いつもの八百屋さんに「今日は汁物用の野菜は買わないの?」と聞かれました。
「それがねぇ、バヤムが庭にいっぱいあるから、しばらくバヤムスープなのよ」
「バヤム? そんなにいっぱいあるの?」
「ありすぎて困ってるわ」
「じゃあ、うちで売らない?」
え、売る? 朝葉っぱを摘んで、レジ袋にいれて持っていけばいいそうな。
へぇ~、自宅の野菜や果物も八百屋へもっていけば売ることができるんだ、わ~い。
「一応、夫に聞いてみるわね。たぶん大丈夫だと思うけど」
ウキウキ気分で夫に聞いたら、なんと反対されました。
なんで?こんなにいっぱいあるのに?
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(⇒夫の言い分はこうです・・・)
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