東京五輪、大阪万博を控え「インバウンド」という言葉は、もはや日本のビジネス・トレンドの一つとしての地位を築いているのではないでしょうか。
インドネシアもその例に漏れず、日本への旅行者が年々増加しています。
その上昇率たるや目を見張るものがあり、2017年は352,200人、そして2018年は、(正式な統計はまだ発表されていないものの)毎年30%以上の伸び率というデータから考えると40万人を超えているだろうという関係各所の話です。
これは、近年の訪日ビザの緩和や、日本政府観光局(JNTO)のイベント等の周知活動による政府単位の観光客の呼び込み、飛行機のチケットのプロモーション等により、数年前に比べて非常に安く、旅行手段の選択肢が増えたことが後押ししている、関係者の努力のたまものです。
インドネシアも純粋に所得が増えてきたこともあり、まだまだ日本への旅行は高いものではあるものの、全く手が届かないものとは言えなくなりました。
筆者は毎日のように渋谷を歩くのですが、もはやインドネシア人観光客をスクランブル交差点で見かけない日はないと言っても過言ではありません。
インドネシアの旅行業者の方や実際に旅行に行った友人たちに話を聞くと、行った先と言えば東京、大阪、京都のゴールデン・ルートが90%。
ゆくゆくは飽きられてしまうであろうこのゴールデン・ルート。
これからさらに増えていく観光客たちと私たちは、どのようにお付き合いをしなければならないのでしょうか。
親日の旅行者たちは日本にどんなことを期待しているのでしょうか。
そして、本当に日本が発信している情報は彼らにとって有効なものなのでしょうか。
そのような背景を踏まえ、初めてクラウドファンディングを通じて皆さまに楽しんでいただきつつ、「本当に必要とされている情報の発信」を今後していこう、と新しいことを始めましたので、所信表明をご一読いただけますと幸いです。
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→「インドネシアから日本に来る観光客に、動画を通じて日本の魅力伝えたい!」 https://camp-fire.jp/projects/view/127732
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