よりどりインドネシア

2018年04月08日号 vol.19

スラバヤの新バスは運賃をゴミでも支払える(松井和久)

2018年04月08日 02:09 by Matsui-Glocal

2018年4月、スラバヤで新しい公共交通機関としてのバスが運行を開始します。このバスには、運賃をゴミでも支払えるという、ユニークな仕組みが導入されます。いったい、それはどのようなものなのでしょうか。

それに触れる前に、スラバヤの公共交通機関の現状について解説しておきたいと思います。筆者はかつて、スラバヤで2年間生活しましたが、そのときの印象では、他の都市に比べて、スラバヤの公共交通機関の存在が見えないと感じていました。

●公共交通機関の存在が見えない

以前、スラバヤに住んでいたときは、基本的にタクシーで移動していました。スラバヤのタクシーはブルーバードとアストラ系のオレンジが二大勢力で、ほかにも、かつてタクシー会社として最初に上場したゼブラや南スラウェシ出身のボソワ・グループの持つボソワなど多数あります。

スラバヤの目抜き通り

タクシー移動で生活上や仕事上、困ったことはとくになかったのですが、街歩きをするようになって、はたと気づきました。バスや乗合などの公共交通機関がすぐに見つからないのです。

スラバヤに公共交通機関は存在します。バスは、国営ダムリが19系統を運行し、冷房バスも走っています。ダムリ以外の民間会社のバスもあります。また、系統ごとに色分けされた「リン」と呼ばれる小型乗合(ジャカルタのミクロレットとほぼ同じ)も、調べると、計60系統以上走っていることが分かりました。しかし、その存在が見えないのです。

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