よりどりインドネシア

2017年10月07日号 vol.7

訪ねてびっくり!進化する実業高校

2017年10月07日 20:49 by Matsui-Glocal

9月末、東ジャワ州マランで地元の実業高校2校を訪問する機会がありました。公立マラン第2実業高校と私立ムハマディヤ・シンゴサリ第3実業高校の2校です。

実業高校というと、インドネシアでも日本と同じように、普通高校へ行けなかった生徒が仕方なく行くようなイメージがありました。インドネシアは、昔から文系指向が強く、大学教育も文系に大きく偏向しています。インドネシア独自の科学技術発展がなかなか見られないのは、とにかく手っ取り早く稼げる、経済的に有利な職業に就きやすい学科を好む傾向があるからのように思えます。

実際、学歴別の失業率を見ても、最も多いのが実業高校卒であり、過去、普通高校卒を上回ってきました。企業側の需要と実業高校教育のミスマッチが頻繁に指摘されるものの、予算が少ないため、実業高校に最新の設備などをそろえられないという問題がずっとありました。

実業高校については、そんなイメージを持っていたのですが、今回、訪問して、本当にびっくりしました。ジョコウィ政権が実業教育に力を入れているのは承知していましたが、まさかこんなに実業高校が新しいことをやっているとは、想像しませんでした。日本の実業高校と比べても、もしかしたら、そのずっと先を行っているかもしれません。

どんな新しいことをやっているのか。さっそく、見ていきましょう。

(以下の内容へ続く)

  • 徹底的な実学主義
  • 高校が自前で教育目的のホテルを経営
  • 有名企業との連携がズラリ
  • 海外実習をカリキュラムに取り入れる

 

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