よりどりインドネシア

2017年08月07日号 vol.3

ロンボクだより(1)’ゆったりのんびり’に腹がたったときの特効薬(岡本みどり)

2017年08月07日 01:35 by Matsui-Glocal

はじめに

ロンボク島在住の岡本みどりさんによる連載「ロンボクだより」が始まりました。現地に住んでいるからこその温度感や雰囲気が伝わる岡本さんのエッセイを是非お楽しみください。 

<岡本みどりさんの紹介> 2010年より2年間、青年海外協力隊・栄養士として西ロンボク県の母子栄養事業に従事。その後、現地の青年との結婚を機に北ロンボクに移住。義母・夫・娘との4人でのびのび暮らしています。ブログ:https://ameblo.jp/tabetekirei

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 

 

マンゴスチンの木の下で(岡本みどり撮影) 

ロンボク島に来たばかりのころ、ゆったりした時間の流れが新鮮でした。しかし、それも束の間。大きな会議でのプレゼン資料の作成、保健所をあげてのイベントの準備・・・。何もかもが前日徹夜で行われることを、だんだん腹立たしく思うようになりました。

もっと前からできることがあったのに、なんで何にもしないのよ~!ムキーー!心の中で必死なときに限って彼らは言うのです。「みどり~。なんかシリアスな顔してるね!老けてみえるよ。笑」 いやいや、そこ笑うところじゃないだろ!

転機は、ロンボク半年目、ある村での妊婦向け栄養教室を行ったときに訪れました。

栄養教室は、地域の保健所の栄養課が主催していました。私はこの保健所でボランティア活動をしており、栄養教室にも帯同していました。教室は9時からでしたが、遅刻が相次ぎ、結局教室がはじまったのは10時。そしてこれは、ほかの村でも同じでした。

私は課長にそっと尋ねました。「ねえ、どうしてみんな9時に集まらないんですか?」

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

マングローブを生かしたコミュニティ開発の伝道師 ~スラバヤ市のルルットさん~(松井和久)

2018年02月07日号 vol.15

バンジャルマシンの水上マーケットは今(松井和久)

2018年02月07日号 vol.15

ウォノソボ・ライフ(2) ダウェット24時 〜2人の道化の謎を追え〜(神道有子)

2018年01月22日号 vol.14

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)