よりどりインドネシア

2017年07月22日号 vol.2

新学期、今年も入学仲介業者が暗躍したが・・・

2017年10月09日 12:39 by Matsui-Glocal

インドネシアの学校は、今年は7月17日から新学年が始まりました。毎年この時期になると、大きく報道されるのは、一般にチャロと呼ばれる仲介業者の暗躍ぶりです。子どもを入学させるのに不安な親が、このチャロ、という名の入学仲介業者にお金を払って、確実に入学させる、という慣行がずっと続いてきました。

最近では、インドネシアのマカッサル第21公立高校において、子どもを入学できなかった親たちが学校側へ詰めかけて抗議する事件が起こりました。

新聞報道によると、自分の子どもを入学させたい親たちは、入学仲介業者から1人当たり300万ルピアを支払うよう求められ、支払ったにもかかわらず、入学できなかったことに怒ったのです。彼らの話では、この入学仲介業者は、これまでに数百人をマカッサル第21公立高校へ入学させてきた実績があるので、信用していたのです。抗議を受けた入学仲介業者は、親たちをけしかけて、学校へ押しかけさせるという行動に出ました。

もちろん、政府もこれを黙認し続けているわけではありません。対策も採られてきていますが、こうした慣行が簡単になくなる気配はうかがえません。

それはなぜなのでしょうか。(以下へ続く)

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

【評論】新旧国軍司令官の人物像と今後の政局

2017年12月07日号 vol.11

インドネシアで寛容性の高い都市はどこか?

2017年11月22日号 vol.10

米作農業の現場で始まっていた機械化

2017年11月07日号 vol.9

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)